写真家 白籏史朗氏 - 尾瀬を愛し、尾瀬の自然を撮り続ける
平成 14 年開設。1 階の吹き抜けには、高さ 9m 幅 15m の三条ノ滝大瀑布が圧倒的迫力で飾られています。2階には白籏氏が尾瀬の四季を撮えた作品などが展示してあります。その他、尾瀬の写真や絵などによる企画展も行っています。
4×5インチの大型カメラを駆使し、真正面から山と対峙した作品は、山の存在感を見事に写し取り、見る者に深い一体感を抱かせます。 南アルプス、尾瀬など内外の山岳写真、自然風景を取り続け、海外でも最も優れた写真家として評価されています。尾瀬写真美術館では、魅力あるさまざまな表情の尾瀬をたっぷり堪能できます。
白籏史朗氏プロフィール 昭和8年(1933年)山梨県の大月市に生まれる。幼少より山に親しむ。昭和26年(1951年)富士山の写真で有名な岡田紅陽氏に師事、約5年間の内弟子生活を送る。 昭和33年(1958年)フリーとなり、山岳写真を主体に自然風物・内外風景写真を定期刊行物および各種出版物に発表、現在に至る。100冊を超える写真集、著作を発表。昭和52年(1977年)日本写真協会年度賞を受賞。昭和62年(1987年)山梨県文化功労者として表彰される。 平成12年(2000年)スイス、キング・アルバート一世記念財団より永年の山岳写真への功績と芸術表現に対し、世界初のキング・アルバート一世功労勲章を授与される。 昭和50年(1975年)より、山岳写真の会「白い峰」を主宰し、後進の指導、育成に努めている 。